なんとなく入った接客業の仕事しか経験がないし、もうすぐで30歳。今さら採用してくれる企業なんてあるわけない。
学歴やこれといった専門技術もないし、営業職に就くしかないかもしれないけど、人見知りで口下手だからそれもできない。
契約社員としてのキャリアしか積んでこなかったことを転職活動で突っ込まれたらなんて答えていいかわからない。
そんな内気な性格をうまく生かせずにキャリアを作り損ねてしまった人が、自分の良さを発揮できるような職場に転職するまでの流れを5ステップに分けて完全網羅しました。
何を隠そう僕、丸ゴリ(@maru19840229)もゴリゴリの内気な引きこもりタイプ。
電話一本かけるのも相手の反応と切り返し方を想定しないとテンパってしまう口下手人間です。
そんな僕ですからホントはバリバリ自己実現しながらしっかりお金ももらえる環境で自信を持って働きたい人の気持ちは痛いほどわかります。
【本記事の内容】
- 自分でないものになろうと無理している内面を振り返って、世の中の「普通はこうだから」ではなくあなただけの当たり前に自信を持てるようにします。
- 仕事を選ぶために必要な『仕事の選び方』についてきちんと理解でき、今までやってきたこと、今すべきこと、これから向かっていく場所が自分でわかるようになります。
- 転職するにあたっての具体的にどういった企業を選ぶべきか、その見極め方を知ることで転職後の「思ってたのと違う」を無くします。
- 実際の転職活動で使える具体的な方法、転職サイト、応募方法、職歴に自信がない人でも書ける履歴書や職務経歴書の書き方、内気な人専用に組み上げた面接で使える技を徹底的に解説します。
- なかなかどの職場にしていいか決められない、今の職場を移って後悔しないか、などの転職への最後の仕上げに必要なあと一押しについてお話しします。
内気な人が少しでも生きやすい職場が見つかるために必要なことを徹底的に書いているためかなりの大ボリュームです。
しかも今後も随時追記していきますのでどんどん長くなります(笑)
それでも人生の1/3以上の時間をかける仕事について真剣に向き合うことはけっして無駄にはなりません。
今まで世の中に受け入れられるのが難しくて難しくてたまらなかったような人はぜひブックマークに入れて何度も読み返してみてください。
◆内気な人の転職成功までのステップ①:本当の自分を見つける
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内気な人が陥りがちな自問自答。
転職はしたいけど何をアピールしていいかわからない
自分の頭で考えることは重要ですが、頭の中だけでグルグル回っているだけではなかなか答えが出ないこともあります。
まずは心理テストを用いて客観的に自分を知ることから始めましょう。
自分の長所というものは自分ではけっして見えないのに、人に見せられると自分だとわかる『横顔』みたいなものです。
「今まで当たり前すぎて気が付かなかったけど、たしかにこういうところがあるかも」という風に客観視ができるだけで自分と社会の関わり方を楽に見つめなおすきっかけになります。
内向性と外向性
内気な人が根本的に勘違いしているのが「内気な性格はダメで、直さなければいけない短所」ということ。
人間は外向性と内向性という二つのタイプに分けられます。
そしてその両方に長所があり、どちらが優れているといったものではありません。
その辺りを詳しく理解すると内気な自分には「こんなにもたくさんのスーパーパワーが眠っていたのか!」となります。
カンタンな診断テストであなたがどのくらいどういった環境で力を発揮できるのかがわかります。
集中型のあなたが今の仕事に向いてない理由を教えるね
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ストレングスファインダー
ストレングスファインダーを活用することは自分を理解する上でかなり有効です。
「資質」と呼ばれる、人よりも優れている部分というものは34個に分類できます。
web上でできる診断テストを受けることで34個の才能の中から自分にあらかじめ多く備わっている資質、あまり得意ではないことまではっきりとわかります。
上位にくる資質:当たり前にサラッとやっているけれど人から見たらすごいこと
下位にくる資質:無理して頑張ろうとしないで周りに助けてもらった方がうまくいくこと
ストレングスファインダーの自己診断テストは30分ほどかかり、かなりの体力を消耗しますが、控えめに言って人生観が変わるほど自分のことがよくわかります。
仕事に限らず、プライベートや人間関係を自分の長所を生かしながらストレスなくこなしていくには『自分の説明書』を手に入れるのが一番手っ取り早いです。
ストレングスファインダーの受け方の解説と、内気な僕自身の持つ
- 個別化
- 内省
- 学習欲
- 着想
- 収集心
について、仕事にどう生かせるか考えてみました。
あなたの何の能力者?ストレングスファインダーは無限の”面白さ”を秘めている
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グッドポイント診断
内気な人にとって最難関とも言える転職活動における自己PR文。
自己評価が低い人ほど何を書いていいんだかわからなくて延々と考え込んでしまうもの。
転職においては自分自身を商品として転職先の企業に売込まなければいけません。
あなたも電化製品を買ったり、日用雑貨を買う時でさえ「この商品の良いところはどこか?」を気にしてパッケージに目を凝らしたり、売り場のポップを見たりしますよね?
そこに「何がいいのかはよくわかりませんが、たぶん使えますので良かったら買ってください」なんて書いてあったら買いますか?(笑)
面白半分以外では誰も買いませんよね?
転職サイト大手のリクルートの『グッドポイント診断』では転職の際の書類作りや面接に直接生かせる『転職における強み』を見つけることができます。
ストレングスファインダーと合わせて利用することで『素の自分の強み』と『転職で使える自分の強み』の両方を把握して、自分に嘘をつかない転職活動をすることができます。
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VIA-IS
アメリカ発の「人生をより充実させるための心理学」として1998年に提唱された新しい心理学。
「短所に目を向けて治していくこと」と「長所に目を向けて伸ばしていくこと」を別のものと考え、人生をより充実させていくためにまずは自分の長所や優れている能力を把握して伸ばしていこうというものです。
ストレングスファインダーの本を購入したときについてくるコードでは34の資質のうち上位5つしかわかりませんが、こちらのVIAは24の資質全ての順位がわかり、それぞれの資質の説明も読むことができます。
営業が苦手だけどみんなやってるから
人の上に立って仕切るのは向いてないけど、やらないといけない
こんな風に自分の苦手なことを人並みの水準でやろうとすると得意な人の何倍も時間と労力がかかります。
自分の強みを知ることで少ない労力でも余裕で勝てる分野が見つかり、転職する際の職種選びにも大きく役立ちます。
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16パーソナリティーズ
無料でできる60問の質問からあなたの性格を16種類のいずれかに分類して、性格ごとの特徴がわかるという性格診断テスト。
制限時間12分で直感的に答えることを推奨していますので、ちょっとした隙間時間に気軽に診断を受けることができます。
診断結果は日本語で詳細に書かれており、自分と同じタイプの有名人なども教えてくれます。
その人の自伝なども読んで「自分と同じ性格の成功者が困難をどう乗り越えていったか」を参考にすることで
今までの自分のやり方よりもしっくりくる人生の困難への向き合い方を学ぶことができます。
ちなみに僕はイーロン・マスクとアーノルド・シュワルツェネッガーとプーチンとニーチェでした。ホントかよ!w
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適性診断
あなたが仕事を達成するのにどんな能力を発揮して解決していくのが得意か、逆にどんなアプローチの仕方が苦手かを、16個の項目別に見られる『パーソナリティ診断』と
仕事や職場に対して何を求めているかが13個の項目ごとの強弱でわかる『バリュー診断』
この2種類の診断テストの結果からあなたが生かすべきスキルと、身を置くべき環境がわかります。
植物を育てようと思ったらその植物ごとに適切な水やりの頻度、日の当て方、温度管理などをわかったうえで育てないと枯れてしまったり、大きく育ちませんよね?
キチンと自分が喜ぶ『自分の育て方』を知った上で、大きく育つ環境に身を置きましょう。
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年収・市場価値診断テスト

自分の値段、知りたくないですか?
イヤな話ですけどビジネスにおいては人の価値は平等ではありません。
また、人自体が商品として流通し、値段がある程度決まってきます。
まずは客観的に判断された転職市場における自分の値段を把握しておくことで、変に高望みしすぎたり、安く自分を売ったりせずに、転職先を選ぶことができます。
今の自分の価値に合った報酬を受け取りつつ、今後の自分の価値が上がっていくような経験を積むことで自分の市場価値を自分で上げていきましょう。
[btn class=”rich_orange”]自分の今の値段がわかる年収・市場価値診断テストはコチラから[/btn]
◆内気な人の転職成功までのステップ②:キャリアの作り方について知る
あなたは学校で一度でも『仕事の選び方』について学んだことはありますか?
誰もが仕事の選び方について何も知らないのに、大人になったら全ての人が何かしらの仕事を選ばなくてはいけないことになっている。
おかしいと感じたことはありませんか?
これからの時代、すべての人に必要になってくる『転職力』
早い段階で自分の中にキチンとした仕事の選び方を持っておけば、自分を実験台にするような一か八かの転職をせずに、キャリアをより確実に作っていくことができます。
自分のスキルのバランスについて知る
「なんだ、この経歴…即戦力じゃないかっ…!おい、キミ!いったい彼はどこでっ」
「ビズリィーチ♪」
のCMでお馴染みのビズリーチ。
「即戦力ってなんやねん」って思いませんか?
こういう言い方されると「自分には関係ないな」と真っ先に思えるのが内気な人ですよね。わかります。
内気な人はそのアピールの苦手さからついつい応募の楽な低賃金の仕事についてしまいがち。
特に飲食業や接客業は常に人材が不足していてどこでも求人を出していますから「とりあえず働くか」ということでこの業界で働き始める人も多いですよね。
しかし低賃金だからといって求められるスキルが低いかといえばとんでもない。
ありとあらゆる仕事を同時に、かつ瞬時に、臨機応変にこなすなんて相当ハイレベルな職人技です。
試しに大手町で颯爽と歩くエリートサラリーマンにでも「あなたは今から居酒屋のバイトでも即戦力になれますか?」って聞いてみるといいです。
誰もが首がねじ切れるぐらいの勢いで断ると思いますよ。
では何故そんな深夜の居酒屋をガンガン回すようなスキルを持っているのにあなたはビズリーチで即戦力として扱われないのか?
それは転職市場におけるあなたの価値は
- 業界における一人あたりの生産性
- 人的資産
- 技術資産
この3つのバランスで決定されていて、現場の人間を低賃金に固定しておかないとビジネスが成り立たない飲食業や接客業では、永久に『❶業界における一人当たりの生産性』が上がらないからです。
もっと厳しい言い方をすればいくら忙しい職場で頑張って働いていても、大きく金を稼いだことのない人間の市場価値はいつまでたっても上がらないということです。
『お店』と呼ばれる場所でやりとりされる金額はほとんどが大きくても数万円程度。
それはお金の出所が個人のお財布だからです。
しかし『B to B』と呼ばれる企業間同士のやり取りでは下手すると億単位のお金のやり取りになります。
一人の仕事で発生させられる『手間賃』が飲食業、接客業の現場に比べて桁違いに大きいんです。
転職市場においてその人の市場価値を決める大きな要因である「稼げる業界で一人でどれだけ稼いだことがあるか?」
これは同じ業界や同じポジションにとどまっているうちは、個人の努力ではハッキリ言ってどうにもなりません。
一生懸命やればやるほど自分の市場価値が落ちていくなんて嫌ですよね?
だからこそ現場でしっかりとスキルが身についた段階で、それをもっと生かすためのステップアップをしないといけないんです。
マックからロッテリアに転職するのが即戦力じゃないんですね。
年齢に合わせたスキルの付け方を知る
- 20代では専門性
- 30代では活躍した経験
- 40代では人脈を生かした仕事づくり
こういったものを身に付けることを前提に働く環境を選ぶのが良いとされています。
しかしこれは年齢ごと、環境ごとにブツ切りにして身に付けていくというわけでもなく
20代で身に付けた専門性を生かして、30代で新しく移った職場で活躍し、たくさんの経験を得る。40代ではそれまでに出会った「あなたとならやってもいい」という人とのつながりを生かして大きな仕事を達成していく。
といったイメージになります。
つまり20代で「どんな専門性を身に付けてきたか」でその後に選ぶキャリアも変わってきます。
何屋になるかは早めに決めた方が有利ってことですね。
また30代になって自分のスキルを十分生かした経験を積めていないようであれば、環境を変えないといけない時期に来ています。
そうしないと40代で収入ややりがいに不満を感じて新しい職場に転職しようにも、必要な専門性やそれを生かした実績や経験値、その中で出会うべき人とのつながりが不足してしまいます。
『好きなことを仕事に』の呪縛から解き放たれる
「好きなことを仕事にしよう」
最近特によく言われ始めていることですよね。
僕もこれには大いに賛成です。
毎日嫌々仕事をしている誰もが行き来と活躍できる場所で働けるようになればこんなにいいことはないです。
しかし30歳にもなってまだ仕事にしたいほど好きなことがないのであれば、あなたにはこの先もそんなもの見つからないし、必要ありません。
映画が好き、音楽が好き、サッカーが好き、ラーメンの食べ歩きが趣味、ネイルにはこだわってる。
色々な『好きなこと』が自分の中に見つかるかと思いますが、ほとんどの人が自分の寝食、生活の安定、家族や恋人、友人との関係よりも優先したいほど特別なものなんて自分の中には無いと気づくはずです。
本屋に行けば「好きなことを仕事に」という類の本はあふれるほど置いてあり方法も細かく書かれているのに、僕と同じような『好きなことをまだ仕事にしていない人』がほとんど実践しないのはなぜでしょう?
しっくりこないからじゃないですか?
あれは「人生の使命」とも呼べる目標のためなら手段を選ばず突き進めるような人々が、「世の中の人も自分と同じように一貫した好きなことがある」と思って書いているから、そもそもそんなものが無い僕たちは困るんです。
「自分探しと称して必死に一生の仕事にしたいと思えるような好きなことを探してたら30歳になっちゃった」という状態は、いうなれば
洗濯機の取扱説明書を見ながら必死になってテレビを動かそうとしているのと同じです。

好きなことがコロコロ変わるのが楽しい僕たちに大切なのは好きなことを楽しめる状態でいることです。
そのためには自分や家族が生活に困らないだけのお金が必要ですし、けっして短くはない労働の時間をより生き生きと過ごせる場所にいることが必要です。
仕事にしたいほど好きなことなんてない自分に悩む
巷にあふれる「成功者は語る」に踊らされるぐらいなら、楽しんで稼げる仕事を見つけることの方があなたにとってはよっぽど重要で簡単です。
◆内気な人の転職成功までのステップ③:転職先の業界・会社を調べる
伸びていく業界はどこだ?
仕事には4段階のライフサイクルがあって、落ち目の業界の中でいくら頑張っても潮の流れに逆らって泳ぐようなものでなかなか前に進みません。
それをわかっていない、知らない不勉強な上司が「おまえの努力が足りないからだ」という精神論に持ち込んで思考停止しているのがいわゆるブラック企業です。
飲食業界の「人が足りない」というのは少し違います。
銀行や大手企業から将来性を買われてバンバン出資が集まってくるので「忙しいけど稼げない」ということがないのが伸びている業界の特徴です。
転職先の会社で自分が必要とされる人材か見極める
内気な人にとっては自分をグイグイ売り込んでいくよりも、必要とされる場所で頑張りたいっていうのがありますよね。
転職先の企業での居心地や、具体的にどんなスキルを求めているのかを知る方法があります。
転職で見るべきポイント
- 中途採用を大切にする文化があるかどうか
- 役員が中途採用なのか、新卒なのか
- 自分と同じように中途で入った人が活躍できているか
- 会社の主力商品、サービスを生み出している部署で自分のスキルは役に立ちそうか?
こんな部分に注目して調べてみて、自分が当てはまるようであればあなたはその企業で必要とされ、楽しく働ける可能性が高いです。
『働きやすさ』に徹底的にこだわる
- 社会的な追い風に乗っている伸びている業界に身を置く
- 自分と同じようなバックグラウンドで入社した人が活躍している会社を選ぶ
この2点をクリアしている会社を選ぶことが転職後の働きやすさを担保する上では重要です。
業績好調な上手くいっている会社というのは視線が常に外に、新しいことに向いているので、業績不振の理由を社内の人間同士で押し付けあうような足を引っ張り合いもありません。
そんな中で自分が当たり前にこなせるスキルが重宝され、活躍できるとしたら働きやすくないわけがありませんよね。
それに加えて自分が今まで働いてきた中で「これだけは譲れない」という部分がいくつかあるかと思います。
「子育てへの理解」とか「社外研修などのスキルアップの機会が多い」とかですね。
そういった部分を具体的にしておくことで転職後の働きやすさをさらに高めることができます。
会社や転職サイトから発信される情報を鵜呑みにしない
今の職場を一日でも早く辞めたい
こんないい条件の会社、すぐに人が集まって求人閉じちゃうよ!
自分で転職サイトから求人情報を探しているとついつい焦ってしまい、求人広告の内容だけで飛びついてしまいがちです。
しかし安易に飛びついてしまったら実は業界でも有名なブラック企業で、どんどん人が辞めてしまうから求人広告に甘い言葉ばかりを並べて応募者を確保しているという可能性もあります。
こうした転職すべきではない会社を見抜くには病院のセカンドオピニオンのように以下の点をチェックするといいです。
求人情報以外から転職先を見極めるには
- 転職先のバランスシートを見て財務状況を確認する
- 知り合いやSNSを使って業界に詳しい人から話を聞く
- 転職先の企業と同業他社の両方のネット上の評判を比べる
大切なのはポジティブな情報とネガティブな情報を両方手に入れることです。
いいことも悪いことも知ったその上で自分の今の職場環境、これからのキャリアを考えた時に自分にとってのプラスが大きければ動き出す価値があります。
◆内気な人の転職成功までのステップ④:転職に向けて実際に動き出す
転職先を探す方法は5つ。それぞれのメリットとデメリットを把握して使い分ける
転職先を探す5つの方法
- ヘッドハンティングされる
- 転職サイトに登録してエージェントから紹介を受ける
- ダイレクトリクルーティング型のサービスを使う
- SNSなどを利用する
- 直接応募、または友人からの紹介
この中で内気な人が転職を成功させるためにおすすめなのが『❷転職サイトに登録してエージェントから紹介を受ける』です。
理由としては
- キャリアに関する相談をするところから転職活動を始められる
- 履歴書や職務経歴書などを応募企業ごと添削してくれるので、書類選考が通りやすい
- 転職エージェントが応募先の会社と面接の日程調整や面接への動向までしてくれるので心強い
- 緊張して面接でうまく答えられなくても、転職エージェントが会社に対してアフターフォローで答えてくれる
- 直接聞きにくい質問や、年収の値上げ交渉などを代わりにやってくれるので入社後に「希望と違った」というミスマッチが防げる
このようなメリットがあります。
つまり内気な人が苦手な部分を全てお任せできるので、ただでさえ不安な転職活動において『一人で当てもなく失敗と挫折を繰り返してしまう』というリスクを下げることができます。
転職への不安からなかなか自分一人で動き出せない人向けに
あなた専任の転職エージェントが付いて、無料で転職のサポートをしてくれる転職サイトを集めてみました。
ホントに転職したい人が登録すべき頼れるサポート付き転職サイト3選 [kanren postid=”3859″]
『エージェントの言われるがままに希望していない業界、会社に転職してしまった』ということのないようにするにもコツが必要です。
「人見知りなんだけど、仲良くなった人とはメッチャよくしゃべる」
こんなタイプの方は会社側からスカウトを受けることができる❸ダイレクトリクルーティング型のサービスを利用したり、❹SNSで応募先の企業とフランクにコミュニケーションを深めていくという方法もおすすめです。
経歴に自信がない人でも確実に書ける履歴書と職務経歴書の書き方
- 一流大学から大企業に新卒入社している
- 海外勤務や会社の業績に直接響くような華々しい実績や経験
そういったものがないと履歴書や職務経歴書は中々書きにくいですよね。
大切なのは応募する会社がどんな人材、能力を欲しがっているかを想定し、それを自分の能力や経験から拾い集めることです。
そもそも転職が華々しい経歴がないとできないものであるならば転職市場自体が成り立ちません。
電車に乗ったりするとほぼ100%、視界に入るところに転職サービスの広告が貼ってありますよね?
つまりそれだけ業界が活発に動いていて、儲かっているということです。
一部のエリートだけを対象にした『会員制化』されたビジネスモデルであればここまで大々的に広告を出し続けません。
電車に乗って毎日コツコツと職場へ通う真面目な人たちも転職に成功しているから転職サービスの会社も電車のドアに広告を貼り続けるんです。
あなたに他の会社が欲しがるようなスキルが何もないことと見つけ方を知らないことは違います。
自分の手持ちの武器をしっかり磨き、使いこなす術を学びましょう。
緊張しいは面接が一番苦手。きょどっても、どもっても通過するためのポイント
内気な人にとっての転職活動において最大の難関『面接』
面接に対する苦手意識から転職になかなか踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
面接というと自分の能力を饒舌にアピールしなければいけない場というふうに思いがちですが違います。
面接の結果を一番大きく左右するのは『好感度』だという研究結果が出ています。
では好感度を上げるには一体どうしたらいいでしょう?
それは「面接官との共通点を探ること」です。
なぜかというと人間には『類似性の原理』というものが働くので、自分と似ているというだけで相手は自分と同じように好ましい存在だし、自分と同じように能力のある存在だと判断してしまいます。
自分と似ている人を嫌ったり、能力のない奴と判断することは自分をダメな奴と言っているのと同じですからね。
面接官があなたに対して「この候補者は自分と同じように優秀な人間で、今後もぜひ付き合っていきたい人物だ」と思わせることができればいいんです。
内気な人は普段の周りとの雑談すら苦手な場合も多いですよね。
そんな日常のコミュニケーションも「ひたすら相手との共通点を探るゲーム」だと思ってこなしていくことで面接における「相手との共通点を見つけて好印象をゲットする」というゲームでも活きるスキルが身につきます。
ハッキリ苦手だとわかっていることに対して集中的に対策しておくことで、転職活動への不安を大きく減らすことができます。
聞きにくいけどこれだけは押さえておきたい「質問はありますか?」に対するキラークエスチョン
入社してもいないのに質問なんてない
変なことを聞いて面接官の心象を悪くしたらどうしよう
こんな風に考えてしまい、ついつい「特にありません」と面接を早く終わらせようとしていませんか?
「何か質問はありますか?」という向こうからの問いかけにキチンと質問をすることは会社に対して
「あなたの会社に興味を持っています」「この業界についてこれだけ調べてきました」というアピールになると共に
この会社はあなたが本当に入社するに値する場所なのかを判断する材料にもなります。
面接で会社を見極めるためのキラークエスチョン
- どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているのか?
- 今、社内で一番活躍し評価されている人はどんな人物か?
- 自分と同じように中途で入社し、今活躍している人物は具体的にどんな部署を経て、どんな業務を担当しているのか?
あなたが求めているのはただ職場を変えることですか?違いますよね。
新しい職場で自分の強みやスキルを生かしながら、自分の中のモチベーションと周りからの評価がガッチリと噛み合って活躍できることです。
そのためには会社側にあなたの良さを十分に理解してもらうこと以上に、新しく移る会社があなたが活躍できる場所かどうかを確認することが重要です。
このような質問をすることで会社側が表に出している情報や、転職エージェントからも得られない情報が得られるので、あなたが最終的に「この会社にいくのか」を決める際にとても役立ちます。
◆内気な人の転職成功までのステップ⑤:今の職場を辞めて新しい職場に転職する
転職の仕上げは『決めること』優柔不断でも投げやりでもない決断術
自分の人生や職業を考えることは選択の連続です。
- 転職するのか、しないのか
- 今動き出すのか、まだ待つのか
- どの業界、企業にするのか
未来において最善の結果をもたらす選択をする方法があれば知りたいですよね?
しかし残念ながらその方法はまだ科学的に証明されたものはなく、あるのは『後悔しにくい選択の方法』だけです。
ボーリング・グリーン州立大学で行われた研究によると、自分で下した選択に最も後悔の少ない選択の仕方は
周りの人から見ても合理的で、論理的で納得できるものであること。
「とにかく早く決めないと。。。」と結論を焦る
「まだ考えなくてもいいか」とまずい状況になるまで先延ばしにする
「あの人はこう言ってるけど、〇さんはこう言ってるし。。。」と自分で考えずに人に決めてもらおうとする
「よくわかんないけど、なんとなくそんな気がする!」と感覚に頼りすぎる
こうした選択の方法で得た結果が悪いほど「どうしてあの時こっちを選んじゃったんだろ。。。」と後悔しやすいことがわかっています。
逆に過去の時点で得られる情報をきちんと見つめて、納得のいく判断を下したと思える人は未来においても
「あの時点ではベストな選択をした」と自分の選択に満足できるので幸福感が高いです。
当たり前のことですが、過去から正確に未来を知ることはできません。
投資の世界で成功を収めたウォーレン・バフェットも
「自分の力で考えなければ投資は成功しない」
と言っているぐらいですし、世界的に有名な経営者や政治家もよく間違えます。
しかし自分の頭で必死に考えることはその結果が良いにしろ、悪いにしろ自分の人生の舵を自分で握っているという幸福感は確実に得られます。
選択することから逃げなければ逃げないだけ、『自分にとっての正しい決断』ができるようになるということです。
辞めさせてくれないブラック企業を出社せずに辞める方法
晴れて自分のスキルを生かして活躍できそうな職場から内定をもらったのに、内気な性格から退職交渉が上手くいかずに入社日が決められない。。。
こんなことでよもや、内定取り消しなんてことになったらバカバカしいですよね。
でも強引な出社拒否、いわゆるバックレてしまうと
- 給与を払っているのに仕事をしない、引継ぎを十分に行わないなどして会社に不利益を与えた場合、損害賠償を請求される恐れがある
- 年金手帳、雇用保険被保険者証、源泉徴収票など次の職場で提出しなければならない書類を返却・発行してもらえない
このようなトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
基本的には退職する2週間前までに『退職届』を受理してもらえば法律上は辞められます。
しかしホワイトな会社ならまだしも、相手がブラック企業となると退職の意志そのもの示すのがそもそも難しいというのがありますよね。
それを実現する方法があります。
退職代行というサービスを利用すれば退職に必要な職場との連絡、やり取りをすべて任せることができます。
怖い上司、先輩と顔を合わせたり、嫌みを言われるストレスなく辞められるんです。
内気な性格で電話1本かけるのも緊張するような人からすると「え?いいの?」って思うぐらい嬉しいですよね。
28,000円の料金を支払ってしまえば、即日対応。
明日から会社に行く必要はありません。
※これは辞めさせてくれないブラック企業に対する最終手段なので普通の会社にお勤めの方はキチンと手順を踏んだうえで退職しましょう。