どーも、人生の航路を再設定中の丸ゴリ(@maru19840229)です。
コチラの記事でも書いた通り、「人生も地図や目的地がハッキリしないとダメでしょ」ってことで早速、手帳を使って人生の地図を書く作業に着手いたしました。
ここで参考にしたのが『逆算手帳の習慣――ふわふわした夢を現実に変える』
こちらの本の中で推奨されている「やりたいこと100個出しワーク」を使って、
自分の人生を航海に例えた際、
『どの島を通って、どんな宝を探しに行くのか』
これをハッキリさせていくことにしました。
「100」という数字にあまり意味はない
実際、僕は121個書きだしました。正確にはそのぐらいで止めといた感じです。
やってみてわかったことですが100個っていう数にはあんまり意味はなくて、
大事なのは「行き詰まったところからさらに考える」ことです。
そのぐらい数、引っ張り出そうとすると自分としっかり向き合わないとなかなか100っていう数字はクリアできないんですよね。
逆に言うとスルスル出てくるようになってからはドンドンやりたいことが細かく具体的になってくるだけなので100個以上書けたら後は一緒です。
以下、僕がやりたいことを100個書き出す過程で辿った頭の中の足跡みたいなものですので、
「全然やりたいこと100個なんて出てきそうにない」
という方の参考になれば。
最初に普段から考えてる様な事を最初に書く
「よーし、やりたいことなんてたくさんあるし、どんどん書くぞー」
と息巻いて書き始めたやりたいこと100個出し。
しかし15個ぐらいで行き詰りました(笑)
- だいたい普段からぼんやりと考えているようなこと。
例えば本屋に立ち寄った際に雑誌の表紙を見かけて気になるようなトピックですね。
- No.2 ジムニーシエラでキャンプに行きたい
- No.3 水槽をもっとキレイにしたい、生体増やしたい
- No.4 家をもっと好みにリフォームしたい
- No.9 美味しいコーヒーを追求したい
- No.14 硬そうな身体になりたい
- No.15 湖のほとりでキャンプしたい(←またキャンプかい!)
この辺りがまず先に出てくる感じでした。
内面に抱えている、もっと重要度の高い部分に潜り込んでいく
スルスル出てくるような欲求があらかたで終わってからが本番。
ここで「え?自分ってこんなもんで満足できちゃうの?」ってなるんですよ。
淡白すぎる中年になり下がった自分にちょっと引く、っていう。
なんかもう「それぐらいだったらすぐにどうにかなるでしょ!?」っていうようなことすらできていない今の自分、今の生活をまざまざと見せつけられましたよね。
んで、ここから「いやいや、そんなことはないでしょうよ」ともっと深くまでえぐり混んでいく作業になります。
- No.16 家族に資産を残したい
- No.19 英語のコンテンツを理解し、発信したい
「ちょっとすぐどうこうなるようなものではないけれど、やらずには死ねないな」というようなものがチラホラ出てきます。
仕事面の欲求にも目を向ける
さらに
- No.20 名指しで面白いプロジェクトに抜擢されたい
- No.21 カフェでMacbook広げて「仕事してます!」感出したい
- No.26 人の心に刺さるようなコピーライティングをしたい
こんな感じで仕事面の欲求も出てきました。
趣味的な「自分が受け取りたい」願望とは違う、「人に影響力を及ぼしたい」願望もあったみたいです。
人生に余白があったっていいじゃないか
ここは「かわいそうな痛いオヤジだ(笑)」と笑ってもらって構わないんですが、僕、おそらく25歳過ぎたぐらいから飲み会の類ってほとんど参加してないんですね。
それに加えて漫画もほとんど読んでないですし、小説とかもたぶん「海賊とよばれた男」ぐらいしか読んだ記憶がない。
その理由はただ一つで「ショボいくせにそんな贅沢な時間過ごす暇あるかよ」と思っちゃうんですよね。
楽しいだけで時間を消費することができなくなった、というか。
例えるなら、時間という資産を経理部が管理していて、申請書にしっかりと理由を明記し、部長のハンコをもらわないと時間を引き出してもらえないような感覚。
特にこの辺りの「自分一人が楽しいだけ」のものにお金や時間を割くのにためらいがあるっていうのは、子供がいる方なんかには理解してもらえるんじゃないかと思います。
「漫画読んでる暇があるなら、皿の一枚でも洗わにゃ」と思っちゃうんですよね。
ゲームはやります。ゲームはやるんです。
なぜか?
それは「家族とのコミュニケーションツール」だからです。
一人でガリガリ読書してたりばかりだと、奥さんや子供との時間の共有が難しくなってくるんです。
家族という人間関係に投資する目的でswitchはやりますが、スマホで荒野行動は絶対やりません。
「これって意味ある?」ってアカウント作るぐらいで飽きちゃうので無理なんです。
ですがいくらなんでも人生に余白がなさ過ぎて、これ以上つまらないオヤジになっても困るので、
「遊びの部分も意識的に取り入れていかにゃなぁ」
というのが30個過ぎたあたりから増えてきました。
- No.29 気になる映画をコンスタントに消化していきたい
- No.30 マイバーを作ってウィスキーの瓶をカッコよく並べたい
- No.34 お気に入りのSF小説に出会いたい
今しかできないのにやり忘れてるものに気づく
ウチには6歳と4歳の子供がいるんですが、言ってしまえば『かわいさの頂点』なわけじゃないですか?
それ以降は自我の発達とともにひねくれてきたり、コミュニケーションが難しくなってくることも織り込み済み。
今、毎日当たり前に、それこそ受け流してすらいる「パパ、パパ」と呼びかけてくれる態度も今だけ。
何十年とある人生のほんの数年の出来事なわけです。
- No.28 子供たちに後から思い出してもらえるようなものを残したい
- No.36 子供たちの小さい姿をキチンと動画で残したい
こういったことも「やりたいこと100個出し」の中間で出てくるようになりました。
似たような項目が出てきても気にせずドンドン出す
あとこれは僕の個人的な特性だとは思うんですが、
「〇〇を知ってから死にたい」みたいなのがちょいちょい間に挟まってきてけっこうな数になりました。
- No.5 宗教・神学の知識を付けたい
- No.18 哲学の知識を付けたい
- No.40 理数系のベースとなる知識を付けたい
- No.43「ヒト」という動物の傾向についてまとめたい
- No.76 世界全体のマーケットに投資できるリテラシーが欲しい
一部抜き出すとこんな感じでとにかく知識欲が爆発してる感じでした。
これはおそらく僕のストレングスファインダーによる性格分析で上位に来ている『学習欲』や『収集心』に起因するものと思われます。
他の人からすればそれぞれ似通ったものだとしても、自分としては一つの項目として書かずにはいられないようなものはドンドン書いちゃいます。
やりたいことを100個書き出す時に便利な切り口 まとめ
以上!やりたいことを100個書き出すのに僕が使った『切り口』は以下のような感じになります。
- 普段から考えているようなことはまず書いとくか
- 内面の深いところで抱えている欲求・夢に着手
- 仕事面の欲求もあったなぁ
- 遊びや個人的な楽しみにおける欲求も書いていいんだ!
- ヤベヤベ、今しかできないこといっぱいあるわ
- 自分の性分、性格的にやらずには死ねないなっていう部分に沿って湧き出てくる欲求も大事
以上の切り口を使って「行き詰まったら次、またペンが止まったら次」という感じでグルグル回していくとやりたいこと、正確にはやりたいと思っていたことがドンドン書き出され、リストは勝手に長くなっていきす。
次の記事では「そんなこといっても全然やりたいことなんて100個も出てこない…」というメンタルをかなりやられちゃってる人にこそおすすめの方法・コツなんかを書いてみたいと思います。